アングレーム日記その1

ご要望いただきうれしかったので早速アングレーム漫画祭レポートを。
何日かにわけてお伝えします〜

アングレーム漫画祭公式HP http://www.bdangouleme.com/



2008年1月23日

23日正午ころ成田を発って、
23日17時半パリ・シャルルドゴール空港着。
(飛行時間は12時間。日本との時差は8時間です)
宿泊ホテルに着いたころにはもう陽がくれていました。
のでご飯を食べに出ながらパリ観光を少々。


ノートルダム大聖堂




↑ローマ時代の温泉施設!道端にイキナリあります。





2008年1月24日

起床後、すみやかにアングレームに出発。
TGV(フランスの新幹線)でパリから南西の方角へ約2時間半。


アングレーム




↑駅につくなりにぎわっていて、ポリスもたくさん。




アングレーム漫画祭は、24日から27日の4日間、
アングレームの町にちらばった18の会場をメインに町を上げて開催されます。




↑赤い看板が会場のしるしです。
看板に必ず描いてあるネコのイラストは、
B・D作家Lewis Trondhimさんが描いた今年のイメージキャラクター。




↑こちらが、今回五十嵐さんが参加するブースがある会場。




↑ご招待いただいた出版社・カッセルマン社さんのブース。
『魔女』『はなしっぱなし』『リトル・フォレスト』を翻訳出版されています。




↑ブースにならぶ五十嵐作品群。
『リトル・フォレスト』1巻は、この会場で先行発売とのこと。




↑五十嵐さんは着いてすぐさま、まずイベントに参加。
1本のシナリオを直前に読んで、その作品をコミックにするために
はじめにどんなことをするのか?を
制限時間内に作家さんが見せる…というもの。
う〜ん、この説明わかりにくいですがなんというか
日本だとあまり考えられない貴重なライブイベント!
右が五十嵐さん。上の画面に手元が映し出されます。




↑五十嵐さんの作品出来上がり。
このチャレンジはB・D作家とマンガ家が多数参加したのですが、
ふたりづつ毎日何回かにわけて行われました。
参加した作家さんの作品はすべてはり出されたので、
そちらは最終日分でご紹介します。




↑そしてサイン会に突入。
手前にずらっと座っているのはみなさん作家さんです。
(手前から2番目が五十嵐さん)
読者は自分が好きな作家さんのところに自由に並びます。
制限時間は1時間半〜2時間。
こちらも日本では考えられないスタイルですが熱気がスゴイ!
これでも、初日のこの日は関係者&招待客メインの日なので
人出は少ないほうなのだとか。



サイン会は19時すぎに終了。この日は会場を見て回る時間が取れず…
その後、カッセルマン社のみなさん&招待の作家さんでディナー!
町の中心にあるホテル・メルキューレで。


↑アボカドを使った前菜。上にのってるのはドライトマト


↑豚肉を使ったメイン。なかにいちじくが入っていました。


↑デザートの前にチーズ!さすがワインの国。


↑デザートもたっぷりと。



ちょっぴりハードなお祭初日でしたが、幸せ気分で終了。や、本気で食事、美味しかったです(五十嵐さんも終始至福の顔)。フランス料理というと「美味しいけど重い」と和食好きの私は思いこんでいたのですがその先入観が心地よく覆され!そしてパンも美味。パンなぞご飯のかわりにはならんのでは!?と思ってましたが、その過去に謝りたいくらいです。


宿泊先がまたすごかったんですが、また追って!



その2へ続きます。

(A)